「日本の街並み」とか「日本の街並み景観の保全」という言葉がありますが、その「街並み」というイメージをするのには、いったい何軒の日本家屋が連なっている必要があるのだろうか?
〇〇ストリートというように、両側を何軒の日本家屋が並んでいるばいいのでしょうか?
日本家屋が並ぶストリートに間にコインパーキングや、洋風な建物が建っていても「日本の街並み」は成立するのでしょうか?
倉敷の美観地区のように、その街区全てが日本家屋で作られていれば誰でもが、「日本の街並み」と感じるでしょうか?
私たちの身近な東広島市の西条にある「酒蔵通り」などには、パン屋さんも駐車場も酒蔵の間にたくさんありますが、なぜか日本の街並み感を醸し出しているように感じます。そこには、そのエリアで申し合わせたようなノンバーバルな一体感や一貫した世界観があります。
和式の建物の割合や、白壁の割合、漢字や筆文字の看板の量などに、日本の街並みを感じさせる一定の法則があるように感じます。
実際に、酒蔵通りに隣接するエリアには、洋風な建売住宅がいくつも並ぶエリアがありますが、感覚的にもそこまでが日本の街並みだと感じます。
皆さんの身近にも日本らしい建物があると思います。それが海外の方や遠方の方がみたくなる様な「日本の街並み」になるためには何が足りない、何が必要だと思われますか?
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